もすもす日和

思ったことを思ったままに綴るだけのブログ。

振り返って気づいたこと

わたしは、おうちが大好きだ。


しかし、驚くことがある。

なんと、「お外に出たい」「お外の時間が足りない」と、たまに思うようになった。


わたしは、寝ることも、大大大好きだ。

しかし、これまた驚いている。

寝て、起きた後、心がもやっとすることがある。


なんだ?これは、変化だ。

つい最近、教習所に通い始めた。

ある日、教習所で授業を受けて、帰ってきた後、

わたしは、少し休もうと思った。

着替えて、ベッドに座った。

そのまま時は流れて、寝ることはなく、本当に「休んだだけ」になった。

その後、なんだか歌いたい気分になって、ご飯を作る時間までずっと歌っていた。

この日、わたしはなんだか1日に満足していた。


会社から離れて、通院を始めて、9ヶ月目になる。

初めて、自分の中に、「寝ても楽しくない」という気持ちが生まれている。


休み始めの頃、ずっと寝ていた。

家事がひとつもできない日だってあった。

申し訳なさ、罪悪感、劣等感

いろんな感情を抱えて、押しつぶされそうだった。

事あるごとに、それを全部旦那さんにぶつけた。


やがて、お洗濯はまわせる、お買い物は行ける、夜ご飯はつくれる、お風呂は洗える、という日が出てきた。

それで、それができる日がどんどん増えて、

1日にできる内容も増えて、

最近は、いろんなことが日常的にできるようになった。

ただ、掃除・お片づけだけは、どうも苦手らしい。

必要に駆られないから、ま、いっかって、なっちゃうんだよなぁ。

旦那さん、ごめんね…


そして、最近ついに、教習所デビューである。

前日は、嫌な気持ちがあった。

明日、決まった時間に、決まった場所に、絶対に遅刻しないで行かないといけない。

方向音痴なわたしが、初めてひとりで行く。

プレッシャーがあった。

一方で、「まぁ、今は嫌だなって思ってるけど、早めにお家出るし、着いたらなんとかなるし、なんとかなるよな」と、すこし思えている自分もいた。


教習所は、まだ勝手がわからない分、すこしそわそわした。

ただ、とっても楽しかった。

適性検査の出来が悪すぎて、テスト中に笑いがこぼれた。

講義担当の講師が、めちゃくちゃ早口の、ユーモアに富んだひとで、講義の内容は特におもしろくもなかったが、そのひとのおかげで笑顔になった。

まぁ授業中にニヤニヤしたということになるので、若干きもいのだがご愛嬌だ。


教習所までの道のりも、問題なく行けた。

旦那さんが、連れて行ってくれたときに、

「ちゃんと覚えとけよ」って言ってくれたおかげだ。

たぶん、言われなかったら、ぼけっとして、当日慌てていたかもしれない。

わたしに足りないところをしっかり補ってくれる、本当に頼り甲斐のある旦那さんだ。

行きも帰りも順調だったおかげで、達成感があった。

旦那さんは、わたしのしあわせのお手伝いをしてくれる。

本当に大好きだ。


教習所通いは、まだ始まったばかりで、

焦ることだって、間違えて背筋が凍る思いをすることだって、泣きたくなることだって、もしかしたら、あるかもしれない。


教習所以外でも、ちょっと前に、旦那さんとめちゃくちゃ険悪になってしまったばっかりである。

まだ、沈んだ自分を持ち上げるスキルが、そんなに高くない。


でも、この9ヶ月で、こんなに変わったのだ。

びっくりするほど、変わったのだ。


今まだ、会社に戻りたいとは思わない。


でも、教習所に通い始めるように、きっと、そのうちいい感じのところで、また自分に変化があるかもしれない。

教習所だって、前はもっと、やだなーって、思っていたのだ。

少しずつ、前向きになって、最後はえいやと飛び込んだ。

旦那さんも、手をつないで見守ってくれていた。


このままでいい。

わたしは、自分の好きなことを知りたくて、

お絵かきを始めて、ブログを始めて、歌を始めて、人と話すことを始めた。

できることも、やりたいことも、気づけば前よりたくさん増えた。

それは、正直、お金に変えられるものはないか、を必死に探した結果でもある。

自分の中で、お金の問題は、まだなんだか引っかかっているけれど、これはきっとまだ、時じゃないのだ。


だって、ここまでくるのに、9ヶ月かかったのだ。

でも、着実に、前進している。

「良くなる」って、こういうことなんだと、やっと実感している。

「すべてを解決してくれる答え」を、ずっと探していた。

それさえ分かれば、それに引っ張られて、全部良くなるんだって、思っていた。

だから、焦っていた。

自分が好きなことをして、お金を稼げる方法を見つけることに。


それだと、根っこを見つめて、土台を改善したことにならないから、また同じことを繰り返してしまうな、といまは感じている。

前よりすこし良くなると、「もうよくなった!」と思ってしまう。

けれど、ずっと、「よくない」に慣れた心は、体は、「よい」を知らない。

もうけっこういいと思っていたら、もっとよくなった。

まだ、もっともっとよくなる。

もう、けっこういいじゃんってなっても、

わりと「よい」を知っても、

きっと永遠によくなり続ける。

自分の可能性は無限大だって、こういうときに言うのだな〜。


最近、会社に戻る戻らない、お金を稼ぐ稼がないで、頭の中がすこし揉めていたが、

そのうち、おお!ついにお金を稼ぐときが来たか!という日が、ちょうどいいときに来るのだろうな。

いまは、旦那さんもバリバリだし、たぶんこれからもバリバリだと思うけど、とりあえず、いまはまだいいわよって、時が言ってくれているのだろう。


好きなことをやる、模索する、は、続けよう。

自立する、お金を稼ぐ、は、いま考えてもしょうがないな笑


毎日の気づきを、今後も大事にしていこう。

いまは、それでいいのである。